Pottery, Blue & White Ceramic in Cape town, South Africa. Cape of Storms&Shipwrecks 南アフリカ ケープタウンで知った陶磁器, 青花磁器。嵐の岬と難破船。

こんにちは。急須店 Shiha Tea & Comfort です。日本の急須を世界にお届けしています。本日は南アフリカケープタウンで出会った陶磁器の報告です。

南アフリカ共和国の首都ケープタウンと、サファリがあるクルーガー国立公園へ行ってきました。今回の旅行は、あるアメリカ企業の社員旅行に友人枠で参加させてもらいました。

団体旅行のため、南アフリカの生活の中で使う器類は分かりませんでした。ケープタウンの観光で訪れた場所で出会ったもの紹介をします。

ケープタウンホテルの 陶磁器

ホテルは 楽しいショッピングと散歩ができるウォーターフロントの近くにあるザ テーブル ベイ ホテルThe Table Bay Hotel)です。

テーブルマウンテンとウォーターフロントが見えます

お部屋のミニバーエリアに陶磁器のティーポットでなく、鉄瓶があることに意外感です。ちなみにお水は現地南アフリカのミネラルウォーター Mountain Falls Waterでした。

ホテルの廊下には染め付け(青花磁器/Blue&White ceramics)の置物が。意外にしっくりきて、とても良い雰囲気です。

14世紀以降、中国の青花磁器(染め付け/Blue & White)は南アフリカにも届いていたと知りました。

南アフリカと青花磁器の歴史は、ケープタウンのお城の章に記しました。

ケープタウン ウォーターフロントの 陶磁器

ウォーターフロントのハンドメイドエリア( The Watershed )に行くと、たくさんのセラミック品が!エキサイトしすぎて、写真をあまり撮ってません。

質感、スタイルとても素敵。このハンドメイドエリアはお土産を買うのに最適です。ショップの人たちも陽気でフレンドリー。

たくさんのお店が食器、花器、オブジェクトそれぞれの個性ある作品を売っていました。不思議に思い「変な質問だけど、どうしてこんなにたくさんの店がセラミックを売ってるの?」とショップ店員さんに聞くと「この辺には原料があるからだよ!」と。

全く知りませんでした‥今後要注目です。以下はハンドメイドショップでなく、お土産ショップにあった商品です。

帰国後調べると、南アフリカにはセラミックアーティストが多くいることが分かりました。陶磁器好きの方は、南アフリカに行く際の楽しみの一つになりますね。

ウォーターフロント の The Watershed の場所です。リンクのGoogole Map上で1000枚以上のショップの写真と商品が見れます。ここで事前チェックが可能です。

ケープタウンのお城(博物館)の陶磁器

ケープタウンで最古の建物というキャッスル・オブ・グッドホープ(喜望城)に行きました。元々ここは1667年オランダ東インド会社によって作られた商館だったとのことです。

東インド会社は大航海時代、中国の景徳鎮の青花磁器のトレーディングでも莫大な利益をあげました。当時青花磁器がヨーロッパ各国(世界各国)で大流行、ホテルにあった青花の花瓶なども、その頃から南アフリカに浸透しているのかと想像しました…。

壁にかかった数枚の絵、その時代の航海を描いたものでしょうか。オランダの国旗が見えます。

こちらは荒ぶる波をゆく船です。 喜望峰(Cape of Good Hope)との名前に変わる前は嵐の岬 (Cape of Storms )と名付けられたほど強風で恐れられていたそうです。

それゆえ、現地には難破した船も多く、 喜望峰 にはmaritime graveyard(海の墓場)という案内が出ていました。(最終章をご覧ください)

今回の旅でもケープタウンの海岸を歩いていると、コンテナ船などが沖合で停泊しているように見えたので、ガイドさんに尋ねてみたところ、「この辺りは風が強くて、危険だから風が止むま停まっているんですよ。」とのこと。「そんなに風は感じませんが」と言うと、「沖はすごいんです」とのことでした。

最初ガイドさんの反応は、(あら、知らないんですか?)と驚いたような反応だったので、(そんなに有名なのかしら)と思いましたが、歴史的にも地理的にも有名な話だと後で知りました。

沖合に停泊中。バスから撮影。

さて、私達は夜このお城でパーティーがあったのですが、日中は博物館になっているようです。壺が目に止まりました。南アフリカの古い壺かと思いましたが…

案内がありました。「”マルタバン” 東南アジア。マルタバンは南中国で作られる釉薬がかかったストーンウエアの壺です。これらはトレーダーがビルマ(ミャンマー)のマルタバンの港で買い入れたものなので”マルタバン”という名で知られています」

旅行中は目まぐるしくて、何も調べられませんでしたが、こうしてブログを書きながら、今やっと現地で見たものが分かってきた感じです。

パーティーの様子です。アメリカ企業の社員へのもてなしのスケール感に毎日驚かされていましたが、この日も度肝を抜かれました。お城に到着すると、子どもたちのコーラス隊が歌とダンスで歓迎、パフォーマンスもありました。

その後、このダイニングの部屋に通されたときは迎賓館!?と思うような長い長いテーブルが…

そのテーブルに気になるお皿が。

遠い南アフリカで、アメリカ他世界各国の人々に囲まれて過ごしていた時間に、このプレートを見たときのほっとした感と喜び。アジアな雰囲気で、心が落ち着きました。

磁器ではなく陶器のようですが、このBlue & Whiteの食器は南アフリカで日常生活で好まれているのか、それとも、このお城だからあるものなのか・・疑問がわきました。

そして、これらはどこで作れたものなのか…。まだ答えはわかりません。

船の墓場…嵐の岬。 ケープタウン喜望峰沖

歴史上陶磁器を積んでいた貿易船が難破したケースは多いと聞きます。沈船が引き上げられて博物館に展示しているところもあります。 一体どのくらいの数の船が難破したのだろうと以前から気になっていましたが…。

喜望峰が Cape of Storms(嵐の岬)と呼ばれていたこと、そして現地にあったこのMaritime Graveyard(海上の墓場)の案内を見て、 本当に多いのだという実感を得ました。この案内板上だけでも22隻です。各国の船が難破, 沈没しています。

案内板の地図はこの赤丸内の拡大です。

以下、案内板の説明です。

Regarded by many as most famous cape in the world, cape point always represented a danger to sailors and their ships, since Bartolomeu Dias first sighted it in 1487 – more than 500 years ago, some ships kept closed to the coast to save time, but combination of currents, huge seas driven by gale-force winds and submerged reefs lays in wait for unsuspecting navigators – truly Cape of Storms.

Googole翻訳に頼ると;

世界で最も有名な岬として多くに知られているように、 500年以上前、1487年にバルトロメウ・ディアスが最初に見た時から、 ケープポイントは常に船員と彼らの船にとって危険表す場所でした。時間を節約するために、海岸近くを通る船もありました。しかし潮の流れ、強風で駆動された巨大な海、水没したサンゴ礁が、危険を予期していない航海士を待っていました。 – まさに嵐の岬です。

Avoid violent weather found below 40° latitude (know as roaring 40s) and to keep their journeys to a minimum, sailors have forced to sail to close to the coastline of southern Africa. This accounts for the remarkably high number of shipwrecks found here.

南緯 40度以南の激しい天候( roaring 40s ロアリング・フォーティーズ)を避け、旅程を最小限に抑えるために、船員は南部アフリカの海岸線に近い航行を余儀なくされました。このことは、ここで見つかった非常に多くの沈没船から説明できます。

穏やかそうに見えるCape Pointからの海。

喜望峰周辺は大航海時代から、また現代でも船にとっては大変な場所だったと分かりました。 興味がある方は、roaring 40s がどのような波なのか、動画を検索してみてください。私は見て船酔いしそうになりました。

当時の陶磁器の貿易は命がけだったということが、よりイメージできました。
以上、南アフリカの旅で知った陶磁器の話でした。

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