「お茶を淹れる」電気ケトルの選び方 おすすめは? 水流に注目 ティファール タイガー ラッセルホブス

~電気ケトル買い替え記録:お茶のための「使いやすさ」「おいしさ」を求めて~
こんにちは。本日は、お茶を淹れるためにお湯を沸かす際に使う湯沸かしポット(電気ケトル)の比較についてお話しします。数年越しの比較です。
最初は、電気ケトルを買い変えたくて調べていたところ、注ぎ口から出る“水流”についての情報がほとんどないことに気がつきました。
「注ぎやすさ」や「湯の細さ・コントロールのしやすさ」って、実際に使ってみないとわからない部分が多いですよね。お茶好きとしては、ここがとても大事なポイントです。そこで、買い替えた現在、実際に私が使っているケトルの感想や使い心地を中心に、気づいたことや選ぶ際のポイントを紹介したいと思います。これから電気ケトルを選ぼうとしている方、特にお茶を淹れたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。
数年かけて何度か追加を行ったので、読みにくくなっているかもしれません。よろしくお願いします。
Contents 目次
比較する3モデルのケトル
ここからは、実際に私が使ってきた3つの電気ケトルについて、それぞれの使用感を紹介します。
あくまでも個人の感想にはなりますが、お茶を淹れる用途での視点を中心に書いていますので、ご自身の重視するポイントと照らし合わせながら参考にしていただけたら嬉しいです。
今回比較するのはこちらの3モデルです:
タイガー魔法瓶:電気ケトル わく子 (0.6ℓ)「PCM-A060」
ティファール(T-fal) :電気ケトル (0.8ℓ)「アプレシア プラス」
ラッセルホブス:電気カフェケトル(1.0ℓ)
2022年9月 新しく買ったラッセルホブス 温度調整 電気ケトル T Kettle(ケトル) ホワイト 7106JP-WHは 別ページに紹介しています。
これまでに使ってきたケトルの履歴は、以下の通りです。
● ラッセルホブス:電気カフェケトル(1.0ℓ)(2014年~)
● ティファール(T-fal) 「アプレシア プラス」(201x~?)
● タイガー「わく子」(2019年~)
● ラッセルホブス T Kettle(ケトル) (2022年~)
● タイガー「わく子」(2025年~ 再開)
背景:
ラッセルホブス「カフェケトル 」は仕事用として使っています。 のちにラッセルホブス 「 Tケトル」に変えました。
家庭の生活用では、数年ティファール「アプレシア プラス」を使っていたのですが、水流の幅が大きいので、水流を細くできそうなタイガー「わく子」に変えました。その後ラッセルホブス 「 Tケトル」にかえ、またタイガー「わく子」に戻りました。

最後にタイガーわく子のモデル4つを一覧化しています。
水流にこだわる(日常の茶 or お茶の為の時間)
ケトルの選び方について
ケトルの選び方は、
- 日常生活の中で使うのか
- お茶を淹れることを中心に使うのか
によって異なるかもしれません。
「日常の茶、生活の中のお茶(Teatime)」
これは、日常の活動の中に自然とお茶があるイメージです。
お茶が“主役”というよりも、生活のパートナーとして日常を軽やかにしてくれる存在です。
そのため、ケトルも 扱いやすく、日常の流れにすっとなじむ道具であると良いですね。
「お茶の為の時間(Time for Tea)」
こちらは、お茶を味わうために時間をつくり、
- お茶の種類
- 水
- 茶器や道具
- 空間や環境
などを選ぶような時間です。
会話や思考はお茶や道具に向けられ、静かなひとときを楽しむスタイルです。
この場合は、美味しいお茶を淹れることや美しく淹れるこだわりが強くなるかもしれません。
特に、ケトルから注がれる水流は、お茶の味に影響を与えるため、重視したいポイントです。
水流は実際に使ってみないと分からない部分もありますが、注ぎ口の形状や構造を確認することで、ある程度は予測できます。

日常に30分だけお茶の時間を設けよう、とお茶だけに向き合う時間も お茶の為の時間(Time for Tea) と言えるのではないでしょうか。明確な定義ではありません。
お茶用として、水流を基準にした取り急ぎランキング
この3つのモデルでは、お茶を淹れるにあたり水流がコントロールしやすいのは、ラッセルホブスです。次にタイガーわくこです。ラッセルホブスは美しい水流が作れます。写真をご覧ください。

注ぐ時の水流比較(水量、よじれ、落下点)
水流の重要性
水流を細くする、ゆっくり入れる、狙い通りの位置に落とす - この水流のコントロールができると、茶葉への衝撃を加減でき、お茶の味、濃さを調整できます。
日本の緑茶(煎茶)の茶葉中の一部の苦み成分は、衝撃を与えると多く出ます。急須中の茶葉を水圧や水流で動かす・揺らすことも衝撃です。
急須中の茶葉の動作( 動く・回る・踊る)と味の関係をみてください。熱いお湯でも茶葉を揺らさないと、揺した場合との比較では、苦みは少なくなります。
苦みはより少ない方が良いというわけではありません。バランスが大事とされます。(うま味、苦み、渋みなどの調和)
お茶のタイプやグレードにより、ある程度揺らした方が自分好みのバランスになるケースがあります。その”程度”を自分で調整したいので水流は大事だと思います。
紅茶のジャンピングなどのように茶葉動くことが良いとされる茶種もあります。
コーヒーのドリップでは水流が注目されますが、お茶も同じです。
水流(水柱)の美しさとは

お茶と人とのかかわり方を分類すると、次のように段階があり、道具や動作や水流などへのこだわりが大きくなるように思います。
- 生活上の飲みもの
食事中や仕事の合間に喉を潤すための、もっとも日常的なお茶。 - 娯楽・楽しみ
味・香り・器などを通して、お茶そのものを楽しむ時間。少し丁寧に淹れたり、好きな茶葉を選んだりと、生活の中の「楽しむ行為」としてのお茶。 - 修養・芸術・精神性
お茶を通して心を整え、所作や環境も大事にします。水流も重視されます。
海外の方がお茶を淹れる様子を見ていると、日常的な飲みものというより、②や③に近い楽しみ方をしている方が多く見られます。自然と「お茶の時間を特別なもの」として楽しんでいる印象です。中国の茶芸では水流の美や強弱、高低なども学びます。
ラッセルホブスの水流
ラッセルホブス カフェケトルは、注ぎ口が長く、カフェ用に作られているので、少ない水量を出す場合でも、細めの水流がきれいに作れます。
水もよじれておらず、まっすぐな水柱です。注ぎ口からそのまま下に向けて落水するので、水を落としたいポイントが狙い通りになります。

水流の強弱コントロールはしやすいです。狙い通りに落とすにはこの3つの中ではラッセルホブスしかできません。水流を穏やかにゆっくり入れると、緑茶はまろやかになると感じます。
わく子の水流
タイガー魔法瓶のわくこは、 ティファールとの比較では水流を細く出せます。
ラッセルホブスと違い、注ぎ口直下ではなく、離れた位置に落ちます。 (弧を描くようにと言えばおおげさですが) 少し水柱がよじれているので、すーっと落ちてる感じはないです。
(写真で水柱のよじれが見えます)。最後の100mlほどを出すときは、 水柱の安定はなく、落下点もかなり動きます。


ちなみに、急須でもお茶を注ぐ時に水柱のよじれがないものが良いとされます。すっと落ちる水流は美しいですし、「静」とされます。視覚的な「静」は心も穏やかにします。
しかしお茶専用でなく、生活用の電気ポットですので、そこは要求しているわけではありません。
以下は水流が中くらいの場合です。水流のコントロールはハンドルの持ちやすさも関係します。


気づいてなかった「わく子」の利点
タイガー「わく子」の後、数年間愛用していたラッセルホブスの「T Kettle(ケトル)」。デザインもスマートで気に入っていたのですが、自分の不注意で壊してしまい、非常時用に保管していた「わく子」を久しぶりに使い始めました(2025年)。すると、思いがけず「わく子」の優秀さに改めて気づきました。
まず、保温性の高さです。わく子には保温機能は付いていませんが、実際に使ってみると、ある程度保温が効いています。メーカーが「沸かした湯がさめにくい」とうたっている通りで、これはTケトルを長く使っての比較で実感できました。1煎目の茶を淹れ、わく子をポットごとテーブルに持ってきて、そのまま2煎目を淹れても満足な温度です。地味ですが、再加熱の手間が減るのは本当にありがたいです。
さらに、湯沸かしの速さにも驚きました。T ケトルに慣れていた私は、わく子の沸騰スイッチがあまりにも早く切れたとき「え、途中で止まった?」と思ったほど。少量のお湯なら、ほとんど待つという感覚がありません。以前ティファールからわく子に変えたときは気づいていませんでしたが、今回は、はっきりと早いと感じました。
他に、わく子の重さについて後述していますが(過去に書いたもの)、その頃少し体力が落ちていたので、何でも重いと感じてしまっていた傾向があります。体力が戻った現在には、そこまで気にならなくなりました。使われる方の体力次第かもしれません。
ティファールの水流
ティファールの幅広い水の出方をすることと、後引き・水垂れ・裏漏り(水が注ぎ口の裏や本体に沿って流れる)が気になりわくこを購入しました。
ティファールはゆっくり傾け少量を出そうとすると後引きするので、ある程度の勢いをつけて傾けることが必要です。静かに少量を出すのは叶いません。


ケトルから湯冷まし、片口、ピッチャーに入れてから注ぐ
気に入ったケトルの水流がコントロールしにくければ、一旦ケトルから湯冷ましやピッチャーまたは片口に湯を注ぎ、それから急須に注ぐと良いと思います。ただ、湯冷ましに入れる時にも上手に入れないと、裏漏りしてしまうこともあります。
片口と言えば日本ではお酒の酒器に属しますが、海外の中国茶や日本茶を淹れる方は公道杯や湯冷ましとして利用されます。片口はきれいな水流ができると思います。
気づいてなかったティファールの利点
なぜティファール社がこのようなカーブが丸い注ぎ口にしたのかずっと気になっていました。
しかし、今回の比較で、この注ぎ口であることで、たくさんの量や全量を出したい時、ストレスなく素早く出ることに気づきました。
他のケトルではこんなに早く出ないことが分かったのです。ティファールは大量出水だと力を発揮します。

例えばお鍋に沸かした湯を入れる時、わくこだと水流が小さいので待ち時間が長いです。ただ、わくこも蓋は簡単に片手で取れるので、蓋さえ外せばお鍋に大量に出水できます。
マグカップにティーバッグを入れて注ぐ時も、ティファールは素早いです。忙しい生活を送る方に速さは魅力です。マグカップぐらいなら時間の差はあまりないでしょうが… たぶん数秒レベルです。
ティファール 後引きしないテクニック
今まで恩恵を感じずにいたティファールの持ちやすさと大量出水。
やはりこれは魅力ですので、引き続き使い、後引きしない注ぎ方のテクニックを身に付けるのも良いと考えました。
どのタイミングで後引きがが起こっているかは、
①注ぐ時 に傾けるとき
②注ぎ終わってケトルを戻すタイミング です。
①は傾ける速度を若干早くすると後引きしません。②はクッと切れよく超高速で角度を戻すことで成功率は高まります。
参考【温度とお茶のおいしさの関係】緑茶(煎茶)の場合
【温度とお茶のおいしさの関係】緑茶(煎茶)の場合
ざっくりですが、
湯の温度が高いと(80℃以上)苦み・渋み・フレッシュ感(カテキン、カフェン)が多く出ます。
温度にかかわらずうま味(アミノ酸)は出ます。
まろやか茶
緑茶は70-75℃の湯で淹れると、うま味 甘みが前面に出る味になります。
きりっと濃い茶
湯温が80℃を超えると、苦み・渋み・フレッシュ感が多くなり、うま味は隠れた感じになりますが、あと味にはうま味が感じられるはずです。
「ぬるっ!」と言われた茶
60-65℃程だと「ぬるい」と感じ、熱いお茶を期待している人には、おいしいと思えません。温度もおいしさの要素です。(茶の種類により低い温度で淹れておいしいものもあります)
☆うま味、苦み、渋みなどの良いバランスを見つけることが、お茶を淹れる技です。
(100g 1200-2000円程度の緑茶(煎茶)での目安)
煎茶は、一般的にうま味成分が多いお茶の方が値段が高くなります。
湯温とお茶のおいしさは経験でイメージできてきます。「この熱さならこの味になる」という具合に。お茶を淹れることに慣れている人はお湯が何℃なのか数値では気にしていないはずです。
自分の感覚や鍛えるために、熱さの感触を温度の数値で見る、ケトルから湯冷ましなどに湯を移すと何℃落ちているかなどチェックしながらお茶を淹れると良いと思います。放射温度計が一つあるとそれが可能です(通常7-10℃降下と言われます。室内温度や季節により変わります)。感覚が身につくと何にも頼らず適切な温度を作ることができます。
ハンドルの比較 (持ちやすさ)
さて、これまで水流ばかりを気にしていましたが、わく子との比較で、ティファールの方が手に負担がないことが分かりました。
ティファールの持ち手の上部に角度があることで、そこに指をかけると「ひっかける(ぶら下げる)」ような動作で持ち上げることができます。ひっかけ持ちだと、斜め上方に引き上げる動作で持ち上がり、力が少なくて済みます。そして同時にホディが傾くので注ぐまでの動作が早いです。


一方わく子は、黄色い丸印の部分が相対的に下方にあり、またその箇所のカーブで、かけた指がより下に流れ、注ぐにはハンドルを「握る」ことになります。
横から握って持ち上げる動作になります。たくさん水を入れた状態だと重いので、少し手や腕にストレスがかかります。
軽さという点もあるので、高齢の方にはティファールを勧めたくなります。
ちなみに、わく子は蓋のボタンを押してからでないと水が出ません。転倒しても湯がでないという安全機能の為です。
全量出し切るための傾け具合(傾斜角度)
100ml入れて(残った状態で)注ぐと、わく子はケトル本体を90° 傾けても10ml程しかでません。残りは角度90°以上傾ける必要があります。
ぐっと腕か手首のひねり、自然な姿勢ではなくなります。 (水流が細いので出し切るにも時間はかかります。) 200ml必要な時は300ml沸かし、100ml残したままにするという選択をするかもしれません。
ティファールは90°傾けるとで100ml中の90ml程はでます。残りの10ml程は90°以上にするとさっと出ます。
構造上の違いです。


蓋の使いやすさの比較 (開けやすさ)
ティファールの蓋が外れないのは長所と短所があります。長所は、ぱかっと簡単動作で開く、蓋の置き場所に困らない。短所は蛇口から水を入れる場合、浄水器などが蛇口についていると入れにくいことでしょうか。
わく子に蛇口から水を入れる場合、意外に蓋の置き場が困りました。キッチンが散らかっていると、置き場がなく、しかも蓋を下に向けて置くと衛生的にどうかと考え、上に向けて置くと手間取ります。
蓋をするときも方向が分からず、やり直しが発生します。ただ慣れていくことで、正しい方向は分かってくるかとは思います。(追記:その後の内側の穴ですぐに判断できるようになりました)


少々マニアックになりますが、わく子の蓋と本体の一体感あるデザイン、蓋の収まり具合は安心感や安定感があり良い感触をくれます。

ちなみに、タイガーの使用説明書では、一旦別の容器に水を注いで、それをケトルに移すようにとありました。この場合は、片手に蓋を持ったままケトルに水を入れることができるので、蓋の方向は迷わないと思います。
ラッセルホブスの蓋は金属製でタイトな感じなので、若干取れにくい(開けにくい)ですが、仕事用であり大きな問題ではありません。
家用のケトルは私以外も使うので、簡便性を重視しています。
沸騰までの時間
ざっくりですみません。どれもそれなりに早く沸いてくれます。時間を計ったりはしてませんが、どれも時間的ストレスはありません。
電源プレートの比較
ティファールの方が、中心を狙わずに置いてもはまってくれます。タイガーわく子は中心の突起にはめに行かないとはまらない感があります。ここはちょっとした違いだけです。ゆっくりした状態で使うなら大差は感じないかもしれません。
料理をしながら、湯を沸かして、あれしてこれしての状況だと、ぽんと置いてはまってくれるのはありがたいです。直径はティファールが小さいです。ケトルを外した姿の印象も違います。

重量の違い (本体重さ)
わく子がなんとなく重いと感じていたら、このような差がありました。電源プレートは含んでいません。
ティファールは0.8リットル容量なのにより軽いです。取っ手の持ちやすさもあるので、注ぐ時の体感重量は実質重量より軽く感じると思います。しかも早く出るので、持ち上げている時間が短いです。
タイガー魔法瓶: わく子 (0.6ℓ) PCM-A060 | 約 695g |
ティファール : アプレシア (0.8ℓ) | 約 556g |
体感重量は、ケトルを置く場所の高さと注ぐ器の高さも関係します。高い位置にある方が重く感じると思います。また、ケトルを持って注ぐまでの移動距離も重さの感触に影響すると思います。
個人的まとめ
簡単にまとめると、
- 水流が細い方が良い方や後引きが困る方は、タイガーわく子を。
- 軽さや持ちやすさを望む方はティファールを。
- コーヒーや緑茶専用で使いたい方はラッセルホブスを。
という感じでしょうか。
大きめのティーポットや土瓶など使う方はティファールだと早く入ります。
デザインの好みや湯沸かし時間の要素もあるので、ベストなものどれかは色々検討してみてください。それぞれ長所が違います。
私は数か月ティファールとわく子 を併用稼働させている状態ですが、家で急須で緑茶や中国茶を淹れるには、わく子をを選びます。後引きのことに気を払わなくていいので気持ちが落ち着きます。
色(アッシュグレー)と形(0.6リットルのコロっとした感じ)も好きなのでテーブルで使う時はわくこです。
ティーバッグ、その他の利用にはティファールを使います。「水を入れる→お湯を使う」までが簡単に早くできます。キッチンで使用すれば、後引きしてもすぐ拭くことができます。
ひとつしか選べないとしたら、以下のようにすると思います。
忙しい生活が基本 →ティファール
ゆっくりした生活が基本 →わく子
追記:その後ラッセルホブスのTケトルを購入し、現在は自宅もオフィスもTケトルを使うようになりました。私は使用上の特性があるので(人前でお茶をいれる)、デザインが環境に溶け込み、水流が思い通りになるTケトルは良いと感じています。
Tケトルのレポート
付録:タイガーわく子 型番・画像一覧 比較 (品番PCMとPCL)
PCMとPCLの2モデル4点を整理してみました。PCMの0.6ℓと0.8ℓの形が違うのでご注意ください。(そんなに違わないと思う方もいるかもしれませんが、私にとっては大きな違いでした)
このシリーズの光を反射しないマットな質感や形は良い雰囲気です。インテリアになじむという点はその通りだと思います。市場価格は容量が大きい方が高い傾向にあるようです。

わく子 PCM-A060 ➡ 0.6リットル(コロッとした形状)
高さ16.7㎝。こちらは、このブログで比較紹介している型式です。背が高くなくて安定感があります。この4点の中では一番小さいサイズです。
アッシュグレー〈HA〉とマットホワイト〈WM〉です。ピンクは0.6ℓにはないようです。
わく子 PCM-A080 ➡ 0.8リットル(注意:0.6ℓと形が違う)
高さ18.5㎝。気を付けなければいけないのは、上のPCM-A060 (0.6ℓ)の形を見て気に入り、大きいサイズの方が良いと思って0.8ℓのPCM-A080を注文してしまうことです。形が違います(縦横比率が違います)。
違いを認識の上購入してください。私は背が低い0.6リットルの形が好きで購入しました。0.8ℓにはシェルピンク〈PS〉という落ち着きある可愛いピンクもあります。
わく子 PCL-A100 ➡ 1.0リットル
高さ21.6㎝。マットホワイト〈WM〉、スレートブルー〈AS〉、サンドベージュ〈CS〉 サンドベージュは1.0ℓのみのようです。
わく子 PCL-A120 ➡ 1.2リットル
高さ23.0㎝。こちらはPCL-A100(1.0ℓ)とのデザインの違い(縦横比率、形)は少ない気がします。
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お読みいただきありがとうございました。
では、みなさま良いお茶の時間をお過ごし下さい💛
以上、ケトル比較でした。